ブルーアーカイブ -Blue Archive-

画像出典:公式サイト

スマートフォン向けRPG『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』で、生徒募集(ガチャ)システムのリニューアルが7月29日のメンテナンス後より実施された。あわせて、キム・ヨンハ統括プロデューサーが今回の仕様変更について説明が不足していたことを謝罪するコメントを公開している。

変更の中心は、これまでの「呼び出しポイント」方式から「呼び出しチャージ」方式への移行だ。従来はポイントを200まで貯めるとピックアップ対象の生徒が確定入手できる仕組みだったが、新方式では100回で50%の確率でピックアップ生徒を獲得でき、そこで入手できなかった場合は200回で確定するという二段構えになった。加えて、200回のサイクルの中で無料の10連チケットが計40枚配布されるため、実質的に天井到達までの負担は軽くなる設計とされている。

ただし、切り替え直後は「200で確定」という従来の分かりやすさが崩れたように見えたこともあり、プレイヤーの間で不安が広がった。キム・ヨンハ統括プロデューサーは、この仕様変更が「ピックアップ対象の生徒をひとりでも多くの先生に入手していただきたい」という意図に基づくものだと説明したうえで、事前の説明が十分でなかったために不安を与えたことを謝罪。今後はプレイヤーの体験を優先して判断していく姿勢を示した。

数字だけを追えば、無料チケットの配布分を含めた新方式はプレイヤーにとって有利に働く可能性が高い。それでも反発が起きたのは、確率と天井という「安心して見積もれる指標」に手を入れたためで、基本無料タイトルの運営では計算式そのものより、変更を事前にどう伝えるかが信頼を左右することを改めて示した例と言える。

『ブルーアーカイブ』は5年以上にわたって運営が続く長寿タイトルで、募集システムのような根幹部分の変更は過去にもそう多くない。今回の対応で運営が説明責任を認めた点は前向きに受け止めたいが、実際の評価が定まるのは、新方式で数回のピックアップを重ねて体感的な入手しやすさが見えてからだろう。今後のイベントで無料チケットの配布ペースが維持されるかどうかも、あわせて注視したい。