スクウェア・エニックスは、『ファイナルファンタジーX』の公式アレンジアルバム『FINAL FANTASY X - House Grooves』を2026年7月22日に発売した。好評を博した「House Grooves」シリーズの第2弾にあたり、『FFX』を彩る名曲の数々をディープハウスのアレンジで再構築した一枚となっている。

収録されるのは「ザナルカンドにて」「シーモアバトル」「スピラの情景 〜 いつか終わる夢」などの名曲を含む全12トラック。Lonely Boy氏、DJ Synthesizer氏をはじめとする複数のアーティストが参加し、それぞれの楽曲に深い残響とビートを溶け込ませたアレンジに仕上げている。原曲の持つ祈りや切なさを、ダンスフロア的なグルーヴの中に再解釈した内容だ。

フォーマットは音楽ディスク1枚組で、価格は3,300円(税抜3,000円)。2026年は『FFX』の25周年にあたり、本アルバムはその記念展開を彩る音楽商品のひとつという位置づけになる。一部店舗では購入特典も用意されている。

GameNaviの所見として、原曲のメロディを知るファンほど、ハウスアレンジによる「聴き慣れた曲の新しい表情」を楽しめる一枚といえそうだ。とりわけ「ザナルカンドにて」のような静謐な楽曲がビートの上でどう再構築されるかは、シリーズ音楽の懐の深さを示すポイントになる。原曲重視のリスナーには好みが分かれる可能性もあるが、25周年という節目に合わせて『FFX』の世界へ改めて浸る入り口として、映像作品やサウンドトラックと併せて手に取る価値があるだろう。