Gears of War: E-Day

画像出典:公式サイト

マイクロソフトは、シリーズ最新作『Gears of War: E-Day』のマルチプレイ情報を映像とあわせて公開した。協力プレイの新モード「Horde Siege(ホード・シージ)」と、従来からの対戦モード「Versus」の内容が明らかになっている。本作は2026年10月6日に Xbox Series X|S と PC(Microsoft Store/Steam)向けに発売予定で、日本語音声にも対応し、発売日から Game Pass の対象タイトルとなる。

目玉となる「Horde Siege」は、これまで最大5人だった協力モードを最大12人規模へと拡張したもの。プレイヤーは3チームに分かれて参加し、プレイ時間の異なる3つの形式――短時間で決着する「Blitz」(15〜20分)、中規模の「Siege」(20〜40分)、腰を据えて遊ぶ「Horde」(50〜60分)から選べる。4種類のクラスにはそれぞれレベル30までの成長要素が用意され、マップはシリーズ最大規模で、ミッション目標を達成しながら進む構成になるという。

対戦モードの「Versus」は4対4を基本とし、発売時点でチームデスマッチ、コンクエスト、デモリッション、クルーシブルの4ルールを収録。ランクマッチとカジュアル寄りのソーシャルプレイリストが用意されるほか、ボットを相手にした練習モードも備える。収益化の方針としてバトルパスは採用せず、大半の装飾アイテムはプレイを通じて入手できるとされている点も、近年の大型シューターとしては特徴的だ。

マルチプレイを試せるオープンベータも予定されており、予約購入者と Game Pass 加入者向けの先行アクセスが8月6日から10日まで、誰でも参加できる一般アクセスが8月13日から17日まで実施される。

『Gears of War: E-Day』はシリーズの原点となる「emergence day(Eデー)」を描く前日譚であり、キャンペーン中心の作品という印象が先行していた。今回のマルチプレイ公開で、対戦・協力の両輪を備えた従来どおりのパッケージであることがはっきりした形だ。とくに12人規模の「Horde Siege」は、少人数の籠城戦だった従来のホードとは設計思想が異なり、複数チームが同じ戦場で並走する新しい遊びになりそうで、シリーズの看板モードがどこまで刷新されるのかが見どころとなる。

一方で、バトルパスを置かない方針は歓迎できるものの、では何で長期的な運営を支えるのかという点は現時点では不透明だ。プレイ時間の異なる3形式を用意した設計は、腰を据えて遊べない層にも間口を広げる狙いがうかがえ、久しぶりにシリーズへ戻る人や、Game Pass で試しに触ってみる層には入りやすいだろう。まずは8月のベータで、12人規模の同期やマッチング、そして日本語環境での対戦人口がどうなるかを確かめたい。