ベセスダ・ゲーム・スタジオのトッド・ハワード氏が、ゲームジャーナリストのJason Schreier氏によるインタビューの中で、当面は引退を考えていないと明かした。ハワード氏は「自分たちのやっていること、そして一緒に働くことが好きだ。業界には私より少し年上の人たちもいて、素晴らしいものを作り続けている。だから引退は考えていない」と語っている。

このインタビューでは開発ロードマップにも言及があり、ベセスダは『Fallout 5』に先立って『The Elder Scrolls VI』の開発を進めていることが示された。さらに『Fallout』シリーズについては、フランチャイズ全体をベセスダが統括しつつ、Obsidian Entertainmentが新作の開発を手がける体制になるとされている。

今回の対話は、ハワード氏とSchreier氏にとって実に15年ぶりの会話でもあったという。両者は2013年、Schreier氏が『Fallout 4』のリーク情報を報じたことをきっかけに関係が途絶えていた経緯があり、今回のインタビュー成立自体が話題を呼んでいる。

GameNaviの所見として、シリーズを長年牽引してきたハワード氏の続投姿勢は、『The Elder Scrolls VI』を待ち望むファンにとって心強い材料といえる。一方で、『TES VI』を優先し『Fallout 5』本編はObsidian主導の新作を含めた中長期の展開に位置づけるという構図は、両シリーズの発売時期がかなり先になる可能性を改めて示すものでもある。名作『Fallout: New Vegas』を手がけたObsidianが再び『Fallout』に関わる点は期待が大きい一方、ベセスダ本体の次回作がいつ形になるのかは依然として不透明で、続報を冷静に見極めたいところだ。