Wreckreation 2

画像出典:Steam

『Burnout』シリーズを手がけたスタジオCriterionの共同創設者、フィオナ・スペリー氏が率いる新スタジオ「When Tides Turn」が、オープンワールド・アーケードレーサー『Wreckreation 2』を発表しました。同スタジオは、初代『Wreckreation』を開発したThree Fields Entertainmentの流れをくむ顔ぶれで、往年の『Burnout』が持っていた爽快な破壊とスピード感を、あらためて現代のハードで蘇らせようとしています。

前作『Wreckreation』は広大なオープンワールドとコース作成ツールを売りにしていましたが、続編ではあえてマップの規模を縮小し、より密度の高い作りへと方向転換。交通量やランドマークを増やし、破壊可能なオブジェクトを充実させることで、常に接触と衝突が起こり続ける"ロードレイジ"的な体験を目指すとされています。前作でも好評だった「Marked Man」「Pursuit」といったモードが復活するほか、新モード「Eliminator」の追加も明言されています。

対応機種はPlayStation 5・Xbox Series X|S・PC(Steam)で、発売時期は2027年を予定。すでにSteamにストアページが用意されており、コミュニティの声を取り入れながら開発を進めていく方針が示されています。前作が賛否の分かれる評価に終わっただけに、その反省を踏まえた"仕切り直し"の一作という位置づけです。

GameNaviの所見として、本作最大の見どころは「大きさより濃さ」への振り切りです。オープンワールドレーサーは広さを追求するあまり中身が薄くなりがちですが、あえて規模を絞って接触重視・破壊重視のコア体験に集中する判断は、『Burnout』ファンが本当に求めていたものに近いと言えます。一方で、コース作成という前作の個性を後退させることが吉と出るかは未知数で、コミュニティ主導の開発がどこまで機能するかも問われます。EAの『Burnout』が長く沈黙するなか、その精神的後継の座を狙う一本として、2027年の発売まで動向を追いかけたいところです。