7月24日に『ゼノブレイド』シリーズの総合公式アカウントが投稿した、『ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition』へのゲストキャラクター「M.O.M.O.」参戦告知をめぐり、海外ユーザーの間で権利表記に関する指摘が広がっている。M.O.M.O.は『Xenosaga(ゼノサーガ)』シリーズのキャラクターだが、告知素材にシリーズの権利元であるバンダイナムコエンターテインメントのクレジットが見当たらない、というものだ。
『ゼノブレイド2』にはこれまでもゼノサーガから「KOS-MOS」「T-elos」がゲスト参戦しており、その際の告知にはバンダイナムコのクレジットが併記されていた。今回それが確認できないことから、「任天堂がゼノサーガの権利を取得したのではないか」との憶測がX上で拡散した。傍証として、バンダイナムコ公式のライセンスビジネス向けIP一覧から、2025年2月28日から同年11月12日の間にゼノサーガの記載が消えていることがWayback Machineの記録で指摘されている。
一方で、これを否定する材料も少なくない。ゼノサーガの商標は2026年7月25日時点でもバンダイナムコエンターテインメント名義で登録が維持されており、2026年4月30日に配信された『G-MODEアーカイブス+ ゼノサーガ ピーテッドパイパー』もバンダイナムコのライセンス下でリリースされている。また、KOS-MOSとT-elosには個別のキャラクター商標が存在したのに対し、M.O.M.O.には同等の商標登録が見当たらないという指摘もあり、単にクレジット表記の要否が異なるだけという解釈も成り立つ。現時点で任天堂・バンダイナムコのいずれからも、権利の移転を認める公式発表は出ていない。
『ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition』は7月30日発売予定で、発売直前のタイミングでの話題だけに注目度が高い。
今回の件は、あくまで「クレジットが見当たらない」という一次情報から出発した推測であり、権利移転を裏付ける公式資料は現時点で存在しない。商標が維持され、直近でもバンダイナムコ名義のゼノサーガ関連タイトルが配信されている以上、素材制作上の表記ルールの違いという可能性は十分に残る。とはいえ、ライセンスIP一覧からの削除という事実は説明が必要な点でもあり、両社のどちらかが公式に言及すれば一気に決着する話でもある。ゼノサーガはシリーズ完結から20年以上が経過し、リマスターや復刻を望む声が根強いタイトルでもあるだけに、ファンが敏感に反応するのは自然だろう。7月30日の『ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition』発売時に実機のクレジット表記がどうなっているかが、次の確認ポイントになりそうだ。
- 『ゼノブレイド2』「M.O.M.O.」参戦告知にバンダイナムコの権利表記が見当たらず。「任天堂が『ゼノサーガ』権利を買った」との憶測が飛び交うも、否定材料も多数
7月24日に『ゼノブレイド』シリーズ総合アカウントが投稿した、『ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition』への「M.O.M.O.」参戦告知に、『Xenosaga(ゼノサーガ)』シリーズの権利元として、バンダイナムコエンターテインメントのクレジットが無いと指摘する海外ユーザーのXの投稿が話題になっています。
