進撃の巨人3

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コーエーテクモゲームスは2026年8月4日、シリーズ最新作『進撃の巨人3』を12月10日に発売すると発表し、あわせて予約受付を開始した。対応機種はPlayStation 5/Nintendo Switch 2/Xbox Series X|S/Steamで、ジャンルはタクティカルハンティングアクション、CEROレーティングはD(17才以上対象)。通常版の価格は9680円[税込]となる。

本作は『進撃の巨人2』以来およそ8年ぶりのシリーズ新作で、開発はω-Forceが担当する。最大の特徴は、原作「進撃の巨人」の物語を冒頭からクライマックスまで一本で網羅する"集大成"という位置づけだ。公式サイトはプレイヤーを調査兵団に所属する一兵士と定義しており、アニメのキャラクターたちと同じ時間を生きる当事者として物語を追体験する構成が採られている。9体の新規巨人戦を加えつつ、過去作で描かれたエピソードも再構築して収録されるという。

プレイヤーキャラクターの設定は「リヴァイ、ハンジらと長い付き合い」がある人物とされ、地下の工房で働いていたところを調査兵団に招かれ、のちに第104期訓練兵団の教官を任される経歴を持つ。立体機動装置のアクションはさらに進化し、シリーズ最高峰の爽快感を掲げている。オープニングアニメーションの制作は、テレビアニメ「The Final Season」を手掛けたMAPPAが担当する。

限定版は3種類が用意される。TREASURE BOXは1万6830円[税込]でアートブックとオリジナルサウンドトラック、傘マーカーを同梱。SPECIAL TREASURE BOXは2万7830円[税込]で、これにステンレスタンブラー、立体機動装置のワイヤーをモチーフにした収納型メジャー、鞘型グリップのマルチケースが加わる。デジタルデラックスエディションは1万2980円[税込]で、デジタルアートブックや衣装・アイテム類に加えて72時間のアーリーアクセス権が付く。早期購入特典は「自由の翼パーカー」のキャラクターエディットパーツ、Amazon.co.jp限定特典は「自由の翼グローブ」となっている。

原作完結から時間が経ったいま、"最初から最後まで"を1本で描き切ると宣言した点は率直に大きい。一方で、シリーズ既存2作が扱ってきた範囲を再構築しつつマーレ編以降まで詰め込むことになるため、終盤の政治劇や心理描写をアクションゲームの尺でどう成立させるかは未知数だ。過去作は立体機動の爽快感が高く評価される一方、任務構成の反復感が指摘されてきた経緯があり、9体の新規巨人戦がそのマンネリをどこまで解消できるかが実質的な評価軸になるだろう。オリジナル主人公にリヴァイやハンジとの因縁を持たせた設計は、原作なぞりに終わらせないための仕掛けとして機能しそうで、キャラクターエディットとの相性もよい。原作既読層はもちろん、アニメで完結まで追った層が"自分の兵士"で物語を再走できる作品として期待できる。続報では難度設計とマルチプレイの有無が焦点になりそうだ。