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フリューは2026年8月1日、新作サバイバルTPS『アノマリス/ANOMALITH』とローグライトアクション『クライムライト/CRYMELIGHT』の体験版を Steam で配信開始した。いずれも Steam のイベント「Six One Demo Days」への出展にあわせたもので、配信期間は8月1日から8月9日までの期間限定となっている。
『アノマリス』は昭和期の日本を舞台に、突如発生した「異界」を探査するサバイバルTPS。リミナルスペースや SCP 的な語り口から着想を得た空間設計が特徴で、主人公・水無月玲央那が異界の調査に挑む。パーツを組み替えて自分好みに仕上げられる銃器のカスタマイズや、主人公自身が異形へと変貌する要素などを備える。対応機種は PS5/Nintendo Switch 2/PC(Steam)で、発売は2026年10月29日を予定している。
『クライムライト』は、死後の世界を舞台に主人公アリスがデスゲームへ巻き込まれるローグライトアクション。トランプを模したスキルを組み合わせ、ポーカーの役のように成立させることで威力を高めていくバトルが軸となる。ボスとして登場する「ダム」「ディー」らの背景にある物語を解き明かしていく構成で、対応機種は Nintendo Switch 2/PS5/PC(Steam)、発売は2026年11月5日を予定する。
あわせて『アノマリス』については、映画『バックルーム』とのタイアップも発表された。作中に映画を象徴する青いテープが貼られた扉が登場するなど、ゲーム内にコラボ要素が加えられる。フリューは近年『けものティータイム』を含む自社パブリッシングのラインアップ拡充を進めており、両作もその流れに位置付けられるタイトルとなる。
GameNavi の所見としては、発売の2〜3か月前という比較的早い段階で体験版を出し、しかも Steam のイベント枠を使って露出を確保しにいく動きは、フリューとしては攻めた施策だと言える。両作ともコンシューマ版も予定されている以上、Steam での初期評価がそのまま PS5/Switch 2 版の期待値に波及する構造になっており、この9日間のフィードバックは実質的なマーケティングの分水嶺になりうる。内容面では、『アノマリス』の昭和×異界という舞台設定はホラー寄りの探索を好む層に、『クライムライト』のカードを役に見立てるビルド構築は『Slay the Spire』系のローグライト愛好者に、それぞれ刺さりやすい。ただし発売時期が10月末と11月初頭で近接しており、同一パブリッシャーの新作同士で注目を食い合う懸念は残る。体験版の評価がどちらに傾くかで、以降のプロモーションの重心も変わってきそうだ。
