MELTY BLOOD: TWI-LUMINA

画像出典:公式サイト

TYPE-MOONは2026年8月2日、2D対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD: TWI-LUMINA』(メルティブラッド トワイルミナ)の最新情報を公開した。目玉となるのは操作モードの二本立てで、必殺技をワンボタンで発動できる簡易操作の「Act」モードと、従来どおりコマンド入力で戦う「Duel」モードが用意される。ボタン連打でコンボがつながる「ラピッドビート」もゲージ技を絡められるよう強化され、格闘ゲームに不慣れなプレイヤーでも見栄えのする連係を出せるようになっている。

あわせて、シナリオ面の情報も明らかになった。シリーズの原作者である奈須きのこ氏が書き下ろした新モード「グランドシナリオモード」が収録され、対戦だけでなく読み物としても本作を楽しめる構成になる。ゲージ関連では従来の「ムーンゲージ」に代わる「ルミナゲージ」が導入され、相手を打ち上げる新技「ガントレット」も追加されるなど、バトルシステムそのものも刷新が進む。

キャラクター面では、主人公の遠野志貴に遠距離を切り裂く飛び道具が追加され、これまで接近戦主体だった立ち回りに幅が生まれる。参戦が明らかになっている「レン」については新たに石原夏織氏がボイスを担当することも発表された。『MELTY BLOOD』シリーズは同人格闘ゲームとして始まり、アーケードや家庭用へと展開してきた息の長いタイトルで、前作『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は2021年に発売されている。

本作は2026年5月のEVO Japanで発表されたシリーズ最新作で、対応機種はPS5/PS4、Nintendo Switch 2/Nintendo Switch、Xbox One、PC(Steam)。発売は2027年初頭を予定している。

簡易操作モードの搭載は、近年の対戦格闘ゲームが軒並み採用している間口拡大策の流れに沿ったものだ。『MELTY BLOOD』は高速な空中戦とアドリブ性の高いコンボが持ち味である一方、その自由度の高さが初心者には壁になりやすかっただけに、「Act」モードがどこまで従来の面白さを損なわずに簡略化できているかが評価の分かれ目になりそうである。気になるのは、簡易操作と通常操作の対戦バランスをどう取るかという点で、この点は続報を待ちたい。もうひとつ注目したいのは奈須きのこ氏書き下ろしの「グランドシナリオモード」で、TYPE-MOON作品はシナリオ目当てのファン層が厚く、対戦にあまり触れてこなかった層を引き込む導線になり得る。発売は2027年初頭とまだ先だが、対応機種が現行機から前世代機まで広く取られている点も含め、間口を広げにいく姿勢がはっきり見える一作といえる。