中国のゲームメーカーJoystickは2026年8月1日、サクセスが2006年にニンテンドーDS向けに発売した『メタルサーガ 〜鋼の季節〜』のリマスター版を発表した。対応機種はPC/PlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switch 2で、発売時期は現時点で未定。2026年7月31日から8月3日まで開催中の「ChinaJoy 2026」にプレイアブル出展されている。

『メタルサーガ』は、『メタルマックス』の流れをくむ荒廃した世界を舞台にしたRPGシリーズ。『鋼の季節』はそのDS向けタイトルで、戦車を強化しながら賞金首を狩り、自分のペースで世界を巡るという同シリーズらしい自由度の高さを備えていた。ただし携帯機オンリーの一作だったこともあり、シリーズのなかでは長らく埋もれた存在となっていた。

リマスター版では操作性の改善やバグ修正が図られるとされ、4Gamerのインタビューでは開発陣が「なぜ今この一作をよみがえらせるのか」を語っている。原作の開発元であるサクセスの許諾のもと、中国のJoystickが復刻を手掛けるという座組みも本件の特徴だ。

近年は中国・台湾のパブリッシャーが日本の旧作を掘り起こして復刻する事例が増えており、本件もその流れに沿うものといえる。DS作品が現行4機種で遊べるようになる意義は小さくない一方、発売時期も価格も未定で、日本語版の扱いやDS特有の2画面・タッチ操作をどう再構成するかといった具体的な情報はこれからだ。『メタルマックス』系のシリーズに親しんできた層や、戦車カスタマイズを軸にしたフリーシナリオRPGを求める層には有力な候補になりそうで、まずはChinaJoyでの試遊レポートと、日本国内向けの正式アナウンスがいつ出るかに注目したい。