発売日:2026年08月13日(Switch2/Switch/PS5/PS4版)
価格:1,200円(税込)
ジャンル:ローグライク(スロットマシン)
かかしスコア
7.1
良作

参考スコア(出典):

「かかしスコア」は、複数の専門メディアのレビュー評価をもとに編集部が独自集計した 10 点満点の総合スコアです。

錆びついた独房に閉じ込められたプレイヤーは、スロットマシンとATMだけを頼りに、ラウンドごとの返済期限までに借金を返さなければならない。マシンを操り、有利な組み合わせを作り出し、幸運と戦略を組み合わせたプレイで捕らわれの身からの脱出を目指す。

出典:Steam公式ストアページ

「CloverPit」は、カードゲーム「Balatro」の中毒性と「Buckshot Roulette」の張り詰めた緊張感を掛け合わせたような、異色のローグライトスロットゲームだ。ハンドルを引くたびにシンボルが揃い、チャームの組み合わせによって一撃の払い戻し額が跳ね上がっていく快感は、ジャンルを問わず多くのプレイヤーを引きつけている。

PCおよびXbox、モバイル版では2025年9月の配信開始からわずか8日で50万ダウンロードを突破し、その後1か月足らずで販売本数100万本を超えるヒットとなった。今回のSwitch2/Switch/PS5/PS4版は、こうした好評を受けての家庭用ゲーム機展開で、これまでに配信されたハードモードなどのアップデートをすべて収録した状態で遊べるのが強みだ。

単なる運試しにとどまらず、集めたチャームの相性を見極めてビルドを組み立てていく戦略性があり、序盤は理不尽に感じられる借金返済のプレッシャーも、パターンを覚えるごとに手応えのある攻略対象へと変わっていく。エンドレスモードでのスコアアタックまで含めると、繰り返し遊べる懐の深さも魅力のひとつだ。

一方で、レビューの中には「本質的にはスロットを回す一つのループの繰り返し」という指摘もあり、長時間のプレイでは単調さを感じる場面もあるかもしれない。それでも独房×スロットという着想の面白さと、じわじわ迫る借金地獄の緊張感は唯一無二で、ローグライク好き・カードゲーム好きの双方に刺さる一本と言える。