アートディンクの人気シリーズ最新作『A列車で行こう9 PRIME LINE』が、2026年12月10日にPC(Steam)向けに発売されることが決定した。価格は税込18,480円(税別16,800円)。都市開発・鉄道運営・会社経営の要素をあわせ持つシミュレーションゲームとして、プレイヤーは鉄道会社の経営者となり、線路を敷いて理想の街づくりを目指す。
本作最大のトピックは、長年シリーズの課題とされてきた線路設計の自由度が大きく向上した点だ。従来は難しかった長距離を緩やかに曲がるカーブや、ループ線の敷設がついに実現。あわせて列車の最大編成数が16両まで拡大されたほか、フレキシブル設定による自由な線路・道路建設、片側二車線道路の新規追加、カーブ駅の実装など、路線デザインに関わる要素が軒並み刷新される。UIとグラフィックも全面的に作り直されており、シリーズ経験者にとっても新鮮な手触りになりそうだ。
『A列車で行こう9』シリーズは、鉄道と都市開発を組み合わせた硬派な経営シミュレーションとして長年支持を集めてきたブランドで、今回の「PRIME LINE」はナンバリング最新作という位置づけになる。都市開発シムと鉄道シムの両方の側面を持つタイトルは意外と少なく、じっくり時間をかけて街を育てたいプレイヤーの受け皿になってきた作品だ。
編集部としては、カーブやループ線の実現は単なる見た目の向上にとどまらず、現実の鉄道網に近い自由なレイアウトを組めるようになることを意味しており、long-timeファンほど恩恵を感じられる改善だと感じている。一方で、価格は税込18,480円とシミュレーションゲームとしては高めの部類に入るため、体験版や配信動画などで路線設計の自由度を事前に確認してから購入を検討したいプレイヤーも多いだろう。12月10日の発売までに、追加の情報や体験版の有無なども明らかになってくることに期待したい。

