株式会社ワイルドドッグが手がける、最大6人でのオンライン協力プレイに対応したラーメン店経営シミュレーション『Japanese Ramen Simulator』は、2026年9月28日午前9時にSteamで早期アクセス配信を開始する予定だった。しかし同日、開発元は配信開始を延期すると発表し、予定時刻を過ぎても配信は始まらなかった。新たな配信日時は本稿執筆時点で未定となっている。

本作は食材の仕込みから麺の湯切り、スープの温度管理、トッピングの盛り付けまでを物理演算で再現したラーメン店経営シミュレーションで、一人で遊ぶ場合はNPCスタッフを雇って接客や調理を任せることもできる。湯切りモーションや服装、体型、店舗レイアウト、のれん・器などのマイデザインを変更できるカスタマイズ要素に加え、ラーメン評論家の来店や泥棒による盗難、火災といった不測のトラブル対応も盛り込まれているのが特徴だ。開発元は9月24日時点で、Steamのウィッシュリスト登録数が前週の5万件から倍増する10万件に到達したと発表しており、その後さらに登録が伸び13万件を超えるまでに注目を集めていた早期アクセス待望の一作だった。

延期の理由についてワイルドドッグは、Steamでの発売前審査(レビュー)の遅れを挙げている。開発チームは、配信を心待ちにしていたファンに向けて迷惑と混乱をかけたことを謝罪しており、新たな配信日時が決定次第、Steamのお知らせと公式Discordを通じて案内するとしている。

編集部としては、早期アクセス作品がSteamの審査遅延によって発売直前に配信日をずらすケースは珍しくなく、今回もその一つと見ている。一方で、ウィッシュリスト登録が13万件を超えるなど発売前から高い注目を集めていただけに、配信延期による期待値の目減りをどこまで抑えられるかは開発元の今後の情報発信次第だろう。泥棒や火災といったハプニング対応まで盛り込んだ経営シミュレーションとしての完成度も気になるところで、実際に配信が始まった際のプレイ感想や評価とあわせて、次に案内される配信日時にも引き続き注目したい。