一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2026年9月17日から20日にかけて幕張メッセで開催した「東京ゲームショウ2026」の総来場者数が25万7642人だったと発表した。本来は9月21日までの5日間開催を予定していたが、台風25号の接近にともない最終日のリアル会場での開催が中止となり、結果として4日間開催での集計となった。
今回のTGSは開催30周年の節目にあたり、53の国と地域から過去最多となる1138の企業・団体が出展。商談件数も過去最多の3673件を記録するなど、規模面では例年以上の盛り上がりを見せていた。来場者数は前年の東京ゲームショウ2025(26万3101人)と比べるとおよそ5500人の減少となったが、これは主に台風の影響で最終日が中止になったことによるもので、開催4日間だけで見れば大きな落ち込みとはいえない水準となっている。
なお中止となった最終日9月21日については、一部の公式番組がオンラインに切り替えて配信された。格闘ゲーム大会「ストリートファイター6 Red Bull Revenge」は無観客での実施となるなど、各出展社もリアル会場に代わる形でファンへの情報発信を続けた。次回の東京ゲームショウ2027は、2027年9月16日(木)から20日(月・祝)までの5日間、引き続き幕張メッセで開催される予定だ。
編集部としては、台風という不可抗力の中でも来場者数がほぼ前年並みを維持した点に、TGSというイベントそのものの集客力の強さを感じる。一方で、荒天による開催中止は近年珍しくなくなりつつあり、リアル会場とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド開催の重要性は今後さらに増していくだろう。30周年を迎えたTGSが、来年以降どのような形で「リアルの熱量」と「天候リスクへの備え」を両立させていくのか、2027年の開催内容にも注目したい。
