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『Psychonauts』シリーズなどで知られる米サンフランシスコのゲームスタジオDouble Fine Productionsが、2026年7月29日にスタッフ23名のレイオフ(人員削減)を実施したことを明らかにした。同スタジオは直前まで約90名規模だったと伝えられており、今回の削減は全体のおよそ4分の1にあたる。
Double Fineは2026年7月6日、7年間在籍したMicrosoft傘下(Xbox Game Studios)から独立したばかり。今回の発表は独立からわずか約3週間後というタイミングで、スタジオは削減について「スタジオ存続のために必要な措置」であると説明している。より小規模で結束の強いチームに再編し、持続可能な規模で運営していく必要があるとの認識が示された。
スタジオはあわせて、離れることになったスタッフを「かけがえのない存在」と評し、再就職を含む支援を行う方針と、これまでの貢献への謝意を表明している。人数の内訳については、ジャーナリストのJason Schreier氏がレイオフ前の在籍者数を約90名と伝えており、23名という数字がスタジオ規模に対してかなり大きいことが分かる。
Double Fineは2026年に『Kiln』を送り出したばかりで、作品を出した直後の縮小という形になった。大手パブリッシャーの傘下では開発費と人件費を親会社が吸収できるが、独立後は自前で資金を回さなければならない。今回の削減は、独立という選択に付いてくるコストが早々に表面化した事例と見るのが妥当だろう。近年は買収されたスタジオの閉鎖・縮小が相次いでおり、「独立して生き残る」ことの難しさが改めて示された形でもある。一方で、規模を絞ったうえで自社IPを手元に持つ体制は、企画の自由度という点では大手傘下より有利に働く可能性がある。次回作の規模感と発表時期が、独立後のDouble Fineがどの路線を選んだのかを判断する材料になりそうだ。
