ファイナルファンタジーXIV

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スクウェア・エニックスは2026年7月25日、ドイツ・ベルリンで開催中の「FINAL FANTASY XIV Fan Festival 2026 in Berlin」基調講演で、MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』に関するふたつの大きな発表を行った。ひとつはNintendo Switch 2版の発売日が2026年8月4日に決定したこと、もうひとつは最新拡張パッケージ『白銀のワンダラー』に実装される新ジョブ"バスティオン"の公開である。

Switch 2版は8月4日に配信開始。サービス安定化期間として、発売から約1か月間は利用料金が無料になることが明らかにされた。あわせて同時期にフリートライアルの開始も予定されており、新規プレイヤーが料金を気にせず触れられる導線が用意される。『FFXIV』はこれまでWindows/Mac/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|Sで展開されてきたが、Switch 2は最後発の対応プラットフォームとなる。

新ジョブ"バスティオン"はタンクロール。「魔甲」と呼ばれる大型の盾のような特殊武器を用い、近接攻撃と遠隔攻撃を切り替えながら戦うという独自のスタイルを持つ。Fan Festivalの直前に配信された第93回プロデューサーレターLIVEでは、もうひとつのジョブ"魔獣使い"のペットを用いたバトルの流れも紹介されており、『白銀のワンダラー』が戦闘面で大きく手を入れてくる拡張であることがうかがえる。

『FFXIV』は2013年の「新生エオルゼア」以降、およそ2年周期で拡張パッケージを重ねてきた長寿タイトルで、現在も国内外で最大級の規模を維持するMMORPGのひとつだ。タンクジョブの追加はシリーズでも数が限られており、既存のナイト・戦士・暗黒騎士・ガンブレイカーに新たな選択肢が加わる形になる。

Switch 2版の投入は、据置と携帯を1台で兼ねるハードでMMORPGを腰を据えて遊べるという点で、新規層の入り口として意味が大きい。一方で、Switch 2の処理性能と携帯モードでの操作環境で、高難易度レイドのような密度の高いコンテンツをどこまで快適に遊べるのかは、実機に触れてからの評価待ちになる。約1か月の利用料金無料とフリートライアルの同時スタートは、まず遊んでもらうための導線としては手堅く、離れていた既存プレイヤーの復帰にも効きそうだ。新ジョブ"バスティオン"は近接と遠隔を切り替えるタンクという珍しい設計で、盾役としての安定感を保ちながら既存4ジョブとどう差別化するのかが、『白銀のワンダラー』全体の評価を左右する要素になるだろう。