
画像出典:Steam公式ストアページ
トルコのLefto Studioが開発し、TARKが発売する3人協力型爆弾解除ゲーム『BOMBANANA!』が、2026年9月2日にSteamで発売されることが決定した。プレイヤーは目の見えないサル、耳の聞こえないサル、口のきけないサルという3匹の非対称なキャラクターを1人ずつ担当し、移動式の爆弾工房と化したミニバンの中で、限られた情報と限られたコミュニケーション手段だけを頼りに爆弾を解除していく。
本作が一躍注目を集めたのは、2026年6月開催の「Steam Next Fest」で配信されたデモ版がきっかけだ。デモ版は同フェス期間中もっとも多くプレイされたタイトルとなり、Steam全体でも歴代2位の再生数を記録。ユニークプレイヤー数は600万人に達し、ウィッシュリスト登録数も100万件を突破するなど、インディーゲームとしては異例の盛り上がりを見せている。対応言語は日本語を含む全15言語で、価格は正式発表を待つ形だ。
ゲームの核となるのは「情報の非対称性」を利用したコミュニケーションだ。各プレイヤーが持つ情報や行動できる範囲が異なるため、互いに口頭やジェスチャーで状況を伝え合いながら、制限時間内に正しい手順で爆弾を解除しなければならない。見た目はコミカルな三猿モチーフだが、実際のプレイ体験はシビアな時間との戦いになるという。
『Keep Talking and Nobody Explodes』のような非対称協力パズルの系譜に連なりつつ、より親しみやすいビジュアルとテンポの良さで間口を広げた点が、体験版の急激な人気につながったとみられる。配信文化との相性の良さも見逃せないポイントで、プレイヤー同士の勘違いやパニックがそのまま笑いどころになる設計は、Twitchや動画サイトでの実況コンテンツとしても盛り上がりやすいだろう。一方で、デモ版で見せた「初見の混乱」の面白さを製品版のボリューム全体でどこまで持続できるかは、正式リリース後の評価を待つ必要がある。友人・家族と集まってワイワイ遊びたい層にはうってつけの一本になりそうだ。
