キプロス拠点の独立系スタジオSTRTL Gamesは2026年8月13日、新作『.curator(ドット・キュレーター)』をPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに発表した。原作を手掛けるのは、Netflixドラマ化もされたSF小説『オルタード・カーボン』の著者リチャード・K・モーガン氏。プレイヤーは「Curator」となり、AIアシスタント「C.R.I.S.S.I.」と共に未来予測技術「Quantum Sleet」を用いて起こり得る未来を観測し、現在に介入して出来事を書き換えていくシネマティックSFアドベンチャーRPGだ。

舞台となるのは、政治的腐敗と古代異星文明の謎が絡み合うポスト・ヴィクトリア朝風の世界。プレイヤーの選択が物語の分岐を大きく左右し、"観る"のではなく"選び、変える"体験を掲げているのが特徴だ。配信形式はエピソード制で、発売時にはエピソード1がプレイ可能になる予定。日本語を含む31言語への対応が予告されており、Steamストアページではウィッシュリスト登録の受け付けが始まっている。発売時期は現時点で未定。

リチャード・K・モーガン氏はゲーム原作としても『クライシス2』のノベライズなど映像・ゲーム双方の分野で実績があり、骨太なSF設定とハードボイルドな語り口に定評がある作家。今回の発表でも、政治的陰謀や監視社会といったテーマ性の強い作品になることが予想される。

GameNaviとしては、原作者のネームバリューと「未来を観測し書き換える」という選択駆動型のシネマティックアドベンチャーというコンセプトの新しさに注目したい。一方で開発元は小規模の独立スタジオであり、発売時期・ボリューム感ともに未知数な部分が多い。『デトロイト ビカム ヒューマン』や『Alan Wake』シリーズのような分岐型ナラティブが好きなプレイヤーは、今後の続報をチェックしておく価値があるだろう。