
画像出典:Xbox公式サイト
マイクロソフトは2026年8月1日、日本国内でもXbox Series X|S本体の価格を改定した。対象は全モデルで、値上げ幅は一律3万円。ディスクドライブ搭載のXbox Series X(1TB)は117,980円、デジタル版のXbox Series X(1TB)は109,980円、Xbox Series S(1TB)は97,480円となり、値上げ率にして約34〜45%という大幅な改定となった。
今回の値上げはXboxとして2025年5月に続く再値上げにあたる。値上げの理由についてマイクロソフトは、ゲーム機に使われるストレージやメモリの価格がこの間に2.5倍以上に高騰したことを主因として挙げており、さらに2027年秋までに部材価格が倍増する見通しも示している。なお、国内未発売だったXbox Series X 2TBモデルは今回の改定にあわせて販売終了となった。
Xbox Series X|Sは2020年の発売時点でSeries Xが499ドル(税別)だったが、今回の改定でSeries Xは発売時から実質300ドル近く値上がりした計算になる。半導体・メモリ市況の悪化は他社のハードウェアにも波及しており、今後PS5やSwitch 2など他プラットフォームの価格動向にも影響が及ぶ可能性がある。
本体価格の度重なる値上げは、Xbox陣営が国内市場で置かれている厳しい状況を改めて浮き彫りにした。日本ではもともとXboxのシェアが小さく、今回の3万円という上げ幅はユーザーの新規獲得だけでなく既存ユーザーの買い増し意欲にも水を差しかねない。一方でマイクロソフトはGame Pass経由でのソフト展開に軸足を移しつつあり、本体単体の販売不振を月額サービスの契約者増でカバーする戦略とも読める。今後はハード価格よりも、Game Passのラインナップ拡充やクラウドゲーミングの利便性向上が、日本市場でのXboxの存在感を左右する鍵になりそうだ。
