スウェーデンのインディースタジオYCJY Gamesは、2025年2月にPC版がリリースされた高評価のロードトリップRPG『Keep Driving』について、PlayStation5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch版を2026年9月28日より配信開始した。舞台は2000年代初頭で、初めて手に入れた愛車を走らせ、反対側の国で開催されるフェスティバルを目指す一本道の旅を描く。ヒッチハイカーを拾ったり、道中の雑用で資金を稼いだり、荒れた道や他のドライバーとのトラブルを乗り越えたりしながら、プレイヤーの選択次第で結末が変化していく。

ジャンルとしてはRPG・アドベンチャー・資源管理シミュレーションの要素を組み合わせた作品で、2025年の発売以来PC版だけで30万本以上を売り上げている。今回のコンソール版には、現在PC版に提供済みのアップデート内容がすべて収録される。あわせてPC(Steam)版では公式のSteamワークショップによるMod対応も同日付で追加され、プレイヤーが独自に作成したコンテンツを楽しめるようになった。

本作はドット絵で描かれる旅先の風景や、道中で出会う個性的なヒッチハイカーたちとの会話が高く評価されており、発売から1年半以上が経過した現在も新規プラットフォームへの展開が続いている息の長いタイトルだ。

編集部としては、PC版で評価を確立した作品がコンソールに移植されることで、より幅広い層に本作の魅力が届く点を歓迎したい。一方で、Steamワークショップの公式Mod対応がコンソール版には及ばないため、プラットフォームによる体験の差がどの程度生じるかは気になるところだ。ロードトリップという題材は本作以外にも同系統の作品が増えつつあり、今後『Keep Driving』がシリーズ展開や追加コンテンツでどう独自性を打ち出していくかにも注目したい。