Wube Softwareは10月23日、工場自動化シミュレーション『Factorio』に向けて、バージョン2.1となる大型アップデートの安定版を配信した。今年6月から実験版としてテストが続けられてきた内容で、開発元はこれを大型アップデートの最後と位置づけている。対応プラットフォームはPC(Steam、GOG、公式サイト)とNintendo Switchだ。

今回のアップデートは新要素の追加よりも、既存機能の使い勝手を磨く方向の変更が中心だ。油井や燃料式掘削機、インサータなど複数の施設が反転配置に対応し、資源の入出力位置を調整しやすくなった。回路ネットワークでは入力と出力に別々の色の配線を割り当てられるようになり、ボイラーへの接続も可能になっている。

DLC「Space Age」では宇宙プラットフォームが改善され、ロケット1回の打ち上げで複数種類のアイテムを運べるようになった。着陸パッド周辺には荷下ろしベイが追加され、インサータがパッドから直接アイテムを取り出せる。Quality要素はModとして分離され、オフにして遊ぶことも可能だ。なお、バージョン2.0のセーブデータは読み込めるが、仕様変更の影響で既存の工場が動かなくなる場合があると案内されている。

編集部としては、「やり切った」と語る開発チームが新作のプロトタイプ開発に軸足を移す点に注目したい。長く遊ばれてきたタイトルが完成形に落ち着くのは、既存プレイヤーにとって安心材料だ。一方、セーブの互換性には注意が要るため、大規模な工場を育てている人はバックアップを取ってから更新するのが無難だろう。次回作の続報にも期待がかかる。