ポーランドの個人開発者が手がけるDELANIVO GAMESは、一人称視点のサバイバルホラーゲーム『PROCEDURE ZERO』を2026年11月12日にPC(Steam)向けに発売すると発表した。舞台となるのは記録上の存在を消された囚人として収容される刑務所。氏名も罪状も与えられないまま施設に放り込まれたプレイヤーは、他の収容者たちと情報を交換しながら、施設が隠す秘密を探り、脱出の糸口を探っていく。

ゲームジャンルとしてはステルスとホラーの要素を軸にしており、看守や施設の監視をかいくぐりながら情報収集を進めるプレイスタイルが中心になる。すでに配信中のデモ版では、記録に残らない囚人としての緊張感のある潜入プレイが体験でき、施設内の異様な雰囲気や不穏なストーリーテリングが注目を集めている。発売に先立ち、10月19日から26日にかけて開催される「Steam Next Fest」にも参加が予定されている。

本作は開発者ひとりによるインディー開発というのも特徴のひとつ。個人開発ながら、刑務所という閉鎖空間を舞台にした緊張感のある設計や、記録に存在しないという主人公設定の作り込みなど、ストーリー面のこだわりがうかがえる。2026年内発売の情報が最初に伝えられてから徐々に情報公開が進み、今回ついに具体的な発売日が明らかになった形だ。

編集部としては、刑務所×ステルスホラーという組み合わせ自体が新鮮で、個人開発ならではの尖った作家性に期待したい。一方で、ステルスホラーというジャンルは単調な潜入の繰り返しになりがちな側面もあるため、ゲームプレイの緩急やストーリーの引き込み方がどこまで工夫されているかが評価の分かれ目になりそうだ。10月のSteam Next Festでのデモ体験を通じて、発売前に実際の手触りを確認しておきたいタイトルだ。